マイルで行く夏のイタリア 2025 | 2日目 Ⅷ

イタリア

ヴェネツィアからフレッチャロッサに乗ってローマへ。ホテルにチェックインを済ませたら、街歩きをスタート。まずはパンテオンを訪れ、そのあとは賑やかなナヴォーナ広場へ向かいました。

ヴェネツィア〜ローマ フレッチャロッサ

ヴェネツィアからローマへはフレッチャロッサで約4時間20分。
フレッチャロッサ 9411 ベネチア9:26〜 ローマ13:45 

駅へは最寄りのリアルトからヴァポレットに乗る予定でしたが、朝8時過ぎにスーツケース3個を抱えて混雑する船に乗るのは不安…。ホテルのフロントに相談すると「1番は混むので2番がおすすめ」とのこと。実際に乗ってみるとたしかに少し時間はかかりますが、空いていてのんびり駅まで向かえました。

駅のカフェ「Relaxation & Coffee」で昼食を購入。少し変わったシステムで、まずレジで欲しいものを伝えて支払い、レシートを持ってパンコーナーで受け取ります。温めもお願い可能。口コミはあまり良くなかったのですが、実際はスムーズで、パンも大きく1つでお腹いっぱいになるボリューム、美味しくいただけました。

10分前くらいに駅の掲示板にホーム番号が表示されるので、それを確認して移動します。
ビジネスに乗りましたが、静かな車両で乗り心地も良く、快適な列車の旅でした。クッキーを2種類と飲み物をいただけました。

5分ほど遅れてローマ・テルミニ駅に到着です。ここからホテルまではタクシーで。駅のタクシー乗り場は行列とネットで見かけたのですが、時間帯がよかったのかそれほど待たずに乗ることができました。

ホテル「Master Trevi」

ローマのホテルは「Master Trevi」。簡易キッチン付き(電子レンジも)で、とても快適に過ごせました。

1階ラウンジのサービスが素晴らしく、終日コーヒーやソフトドリンク、ビールが自由にいただけます。朝はフォカッチャやクロワッサン、昼はクッキーやビスコッティ、夜にはオリーブやおつまみとワインまで無料。

さらに、ローマのホテルは意外と冷蔵庫がないところも多いのですが、ここは冷蔵庫付き。夏の滞在には本当に助かりました。冷蔵庫には水、ジュース、コーラ、ビール、スピリッツが入っていてこちらも無料です。なくなってもラウンジからも持って上がれたので、水以外は外で買う必要もありませんでした。地下には洗濯機(洗剤付き)も完備。
それでいて宿泊費もお手頃で、立地も抜群。どこに行くにも便利で、本当におすすめできるホテルです。

パンテオン

夕方からはパンテオンに行きました。事前に17〜18時で予約しておきました。
ホテルからは徒歩12分。

古代建築「パンテオン」紀元前27年に建てられ、現在の姿は2世紀、ハドリアヌス帝の時代に再建されたものです。

最大の特徴は直径43mの円形ドーム。その中心には「オクルス」と呼ばれる大きな丸い穴が開いており、太陽の光や雨がそのまま降り注ぎます。この構造は古代ローマの高度な建築技術の象徴とされています。

マドンナ・デル・サッソの聖母子像に見守られながら、下の石棺にルネサンスの巨匠「ラファエロ」が静かに眠っています。

約1900年前に建てられたパンテオン。その技術力と精密さ、美しさには息をのむばかりです。同じ頃、日本はまだ弥生時代で稲作が広まり始めていた頃。そう思うと、この建築の存在感はいっそう感慨深いものがあります。

ナヴォーナ広場

パンテオンの後は晩ごはんがてらナヴォーナ広場に。
ローマで最も美しい広場と言われベルニーニの「四大河の噴水」をはじめ、3つの美しい噴水と教会に囲まれています。





四大河の噴水(Fontana dei Quattro Fiumi):ベルニーニ作。ナイル・ガンジス・ドナウ・ラプラタの四大河を擬人化した像が配置された大噴水です。




Cantina e Cucina 

夜ごはんはナヴォーナ広場近くの人気店「Cantina e Cucina」へ。

19時頃に行ったところ15分ほど外で待ちましたが、その間プロセッコをサービスしてくれました(なんとおかわりまで!)

カルボナーラ、ラザニア、生ハムメロン。どれも本当に美味しくて。
ローマのレストランはやはりレベルが高いと実感しました。

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