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マイルで行く夏のイタリア 2025|トレビの泉とサンタンジェロ城(6日Ⅻ)

イタリア2025年8月

ローマは猛暑のため、午後のいちばん暑い時間帯の観光は避けて、人の少ない朝早い時間から行動するようにしていました。
まだ多くの観光客が動き出す前の時間帯は、どこも比較的空いていて、ゆっくり観光を楽しむことができます。
6日目は、トレビの泉、スペイン階段、そしてサンタンジェロ城を巡りました

トレビの泉

この日も朝食をホテルのラウンジで軽くいただき、8時前には観光に出発。
人もまだ少なく、気温もちょうどよくて、とても気持ちのいい朝でした。

ホテルからすぐだったこともあり、8時前にはトレビの泉に到着。
まだ入場規制もなく、自由に出入りできました。
朝の時間帯はすでに少し人が集まっていましたが、真ん中で写真を撮るのも並ばずに済み、コインを投げ入れるのも慌ただしくなくできてよかったです。

トレビの泉といえば、やはり有名なのが「コイン投げ」
コインは後ろ向きになって、右手で左肩越しに投げ入れるのがよいとされています。

1枚投げると「またローマに戻って来られる」
2枚で「素敵な出会いがある」
3枚で「永遠の愛や結婚が叶う」と言われています。

ちなみに、日本では少し違った言い伝えも広まっていて、
「3枚投げると恋人や夫婦と別れる」という説もよく耳にします。
同じトレビの泉でも、国によって解釈が違うのが面白いですね。

もちろん、私が投げ入れたのは1枚だけ。
またローマに戻って来られますように🙏

2025年現在、トレビの泉では観光客の集中を防ぐため、広場への入場人数や見学ルートに制限が設けられています。
同時に入場できるのは最大約400人までで、開放時間は**毎日9:00〜21:00(最終入場20:30)**です。
21:00以降は自由に見学でき、入場制限はありません。

月曜と金曜はコイン回収作業のため、正午(12:00)から開場することがあります。
ただし、日によっては11:00頃から開場する場合もあるため、訪問前に公式サイトで最新の情報を確認するのがおすすめです。
また、2週に一度の月曜日は清掃作業が行われる関係で、14:00〜21:00 のみ開場となる日もあります。

スペイン階段

トレビの泉から徒歩でスペイン階段に向かいました。
まだまだ人出も多くなく歩いていても気持ちが良かったです。
8時30分前に到着しましたが、観光客はまだ少なくゆっくり写真を撮ることができました。

↓階段の上から撮った写真。
まだガラガラでした。

サンタンジェロ城

バスでサンタンジェロ城へ向かいます。
62番のバス(Tritone/Barberini 〜 Ponte Vittorio Emanuele) に乗り、乗車時間は約20分。途中の街並みを眺めながら、10時前に到着しました。

サンタンジェロ城はそれほど混雑していなかったので、当日でも余裕をもって見学できました。時間的に余裕があれば行くつもりだったので、現地に着いてからネットでチケットを購入しました。
入口付近には案内の看板があり、そこに掲載されたQRコードを読み取ってオンライン購入できるようになっていました。

←10時前の様子。
↓11時半頃に帰る時にはこれくらいの人出になっていました。

サンタンジェロ城からは、かつて法王がバチカンへ避難するために使った「パッセット・ディ・ボルゴ」と呼ばれる通路が伸びています。
サン・ピエトロ大聖堂までおよそ800メートル続く秘密の通路で、1277年に建設されました。
この通路は、戦争や反乱などの危険が迫ったときに、法王が安全に城へ避難するための非常用ルートとして造られたものです。
1527年のローマ略奪の際には、実際に法王クレメンス7世がこの道を通って逃れたと伝えられています。

展望テラスから見たサン・ピエトロ大聖堂。
サンタンジェロ城から望むバチカン方面。中央に見えるのがサン・ピエトロ大聖堂で、その手前に法王の避難通路パッセット・ディ・ボルゴ(城からバチカンに向かってまっすぐ伸びている煉瓦色の細長い壁状の構造物)
が続いています

Caffetteria Ristorante Le Terrazze dell’Angelo

サンタンジェロ城の中にあるカフェ、テラス席からはバチカン市国を一望できます。
カウンターで注文すると、スタッフが席まで運んでくれるスタイル。
この日は、レモンティーとマリトッツォをいただきました。
イタリアのレモンティーは香りが豊かでほんのり甘く、とても美味しかったです。
ローマの街並みを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせました。

テルミニ駅 フードコート Il Mercato Centrale Roma

テルミニ駅のスーパーマーケットに行きたかったので、サンタンジェロ城からはUberで向かいました。€19,3 (約3,400円)

お昼ごはんは、駅構内にあるフードコート 「Il Mercato Centrale Roma(イル・メルカート・チェントラーレ・ローマ)」 で。
自分の好きなものを選べるので、気軽に食事ができてちょうどよかったです。

季節外れのアーティチョークを探していたのですが、どこに行っても見つからず半ばあきらめかけていました。
そんなとき、このフードコートでようやく発見!念願のアーティチョーク、とても美味しかったです。

Conad – Supermarket SAPORI & DINTORNI STORE

旅先のスーパーマーケットが大好きなので、どこへ行っても必ず立ち寄ります。
ちょっと高級な Castroni(カストローニ) には行ったので、今回はテルミニ駅の地下にあるConad – Supermarket SAPORI & DINTORNI STORE(コナド) に行きました。
あいにく写真は撮らなかったのですが、お菓子やクノールのリゾットなどを購入。
こうしてスーパーを歩きながら現地の食文化を感じるのも、旅の楽しみのひとつです。

そしてもうひとつ、スーパーマーケットでの楽しみが「エコバッグ探し」。
海外のスーパーでは必ずエコバッグを買って帰るようにしています。
その土地でしか手に入らないデザインが多く、旅の思い出にもなります。

ローマのスーパー「Conad(コナド)」のエコバッグは、ころんとした形がとても可愛いデザイン。
持ち手の部分に付いている黄色のプラスチックのコインは、
お店でカートを使うときにコイン代わりに差し込んで使うものです。

ホテルに戻る前にスーパーマーケットのCOOP にも寄りました。
レモンチェッロを購入したのですが、空港で同じものがかなり高く売っていたので、COOPで買っておいてよかったです。

Nannarella

ホテルに戻ってしばらく休憩し、夕方から晩ごはんへ出かけました。

日本から行こうと決めていたのは、トラステヴェレ地区にある人気店
「Nannarella(ナンナレッラ)」
https://nannarellaroma.it
ホームページによると予約は受け付けておらず、
昼は12時前、夜は19時前までに来店をと案内がありました。
Googleマップの口コミは37,000件を超える高評価という人気ぶりです。

ホテルからトラステヴェレまではアクセスが少し悪かったため、Uberで向かうことに。
ちょうど19時頃に到着し、ギリギリ待たずに席に着くことができました。€16,9 (約3,000円)

どれも本当に美味しかったのですが、忘れられないのがティラミス
こんなに美味しいティラミス食べたことがないです。これを食べるだけでもまたローマに行きたいくらいです。

帰る頃にはお店の外は待っているお客さんでいっぱい。何時間経ったら入れるんだろうというくらいの人数です。

帰りもUberで帰ろうと思ったのですが、近くには一台もいないようでした。
仕方なくバスで帰ることにしてバス停で待っていたのですが、
電光掲示板には「あと1分」と表示されても、バスは一向に来ません。
どうやらこのバス停をスキップしたか、運行自体がキャンセルされたようです。
周りの地元の方も苛立っていて、少しピリピリした雰囲気に。
これまでがあまりにもスムーズに進んでいたので、まさに“これぞイタリア”という出来事でした。

かなり待ったあとで、もう一度Uberをチェックしてみると、
ちょうど近くに数台の車が表示されていて、ようやくホテルへ戻ることができました。€14,2(約2,400円)

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